山下公敏さんにとっての器とは、自己表現の場。
どのような作品を創りたいかと考えるのではなく、
精神統一をして無の中から生み出される芸術。
森羅万象、自然を凝集した作品。
1つとして同じものがありません。
自身で掘った土に有用微生物を混ぜ、波長調整を加えて
土台の土を作ります。
できあがった土はEMセラミックと呼ばれ、
置いておくだけで空気を浄化してくれたり、
水やお酒を澄んだまろやかな味に変えてくれるといいます。
「第六感で感じてほしい」
そんな器を創作されています。
【PROFILE】
1959年 広島県福山市にうまれる
1981年 別府大学美学美術史学科卒業
2004年 第21回田部美術館大賞
「茶の湯の造形展」入選
2005年 第22回田部美術館大賞
「茶の湯の造形展」入選
2007年-2010年 ふくやま美術館にて「茶碗展」
2012年- 三次市上田町にアートコミュニティ陶房TAO開設
福山西部市民大学講師
各地にて展覧会を開催