兼行誠吾さんの「光の線」シリーズ

2024年12月8日

 

 

白の持つ可能性。 当ギャラリーの壁も白ですが、 器を並べたときに 緊張感をもって魅せる色だと 店主は思います。

兼行 誠吾さんの白い器。 例えば、お正月料理を盛ってみたら さぞや凛とした食卓になることでしょう。

「蛍手(ほたるで)という技法をご存知ですか? 陶器の素地を透し彫りにし、 小穴に透明釉を入れて焼くと、 光が透けて模様が浮かぶというもの。

兼行さんは、 この蛍手から着想を得て、 釉薬が装飾だけでなく、 素地の役割をはたすことに着目。

オリジナルの技法である 「線蛍」を生みました。

店主は15年ほど前まで 陶芸教室に通っていましたが、 兼行さんは私の師でした。 その時代から この作品に熱心に取り組んでいらっしゃるお姿を ずっと見てきました。

生みの苦しみを経たからこその 渾身の作品。

店主にとっても 思い入れの強い作品を 取扱わせていただけることに なりました。